
本書は、宗祖御遠忌テーマ「今、いのちがあなたを生きている」を深める手掛かりとなることを願って出された「人間といういのちの相」の第2弾。
第2巻である本書では、環境問題、薬物依存症、老い、死刑など様々な角度から人間のすがた・苦悩を見つめていく。
同朋新聞2・3面連載のインタビューをまとめたもので、今後も続刊を刊行予定。

第1話 「生きている」という言葉が聞こえた 江崎 満
第2話 親鸞聖人の教えを伝えていきたい
自分を本当に引き受けて立ち上がっていく マーク・L・ブラム
第3話 いのちの場が奪われていく
深刻化する地球温暖化 山本良一
第4話 逃れられない苦しみ、依存症
薬物依存症に苦しんで 倉田めば
第5話 医療と老いを見つめつづけて 浜田 晋
第6話 子どもたちの居場所をつくってあげたい 伊東憲秀・波津美
第7話 爆心750メートルを生き延びて
忘れられない光景 米澤鐵志
第8話 父を看取って 田口ランディ
第9話 組織の矛盾の中で
サラリーマンを生きる−前編−
第10話 組織の矛盾の中で
サラリーマンを生きる−後編−
第11話 私たちは不可視の社会に生きている 森 達也
第12話 人は、人を救いたいとも思う 森 達也