6月のおすすめ書籍
掲載日:2024/05/20 15:53
カテゴリー:メイン
教行信証を読もう
親鸞聖人の著書である「教行信証」
今月は、東本願寺出版より発行されている「教行信証」の
関連書籍をご紹介します。
おすすめより2冊をご紹介
はじめてふれる 坂東本・教行信証
三木彰円(みき あきまる)著
浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の主著であり、聖人が晩年まで手元に置き推敲し続けた自筆本、『坂東本・教行信証』[国宝]。
そこには、様々な書き改めの跡、一見意味不明な線や記号など、聖人の思索の歩みを示す痕跡が数多く残されています。
本書では、はじめての方にもこの書に込められた聖人のおこころにふれていただけることを願い、
『教行信証』の概要から、自筆本だからこそ窺える「坂東本」のさまざまな特徴を豊富な写真や図を用いて紹介。
さらに、『教行信証』における重要な三つの序(総序・別序・後序)の全体を大判写真で公開しています。
真宗文庫『浄土真宗の教え―真実の教・行・信・証―』
宮城 顗(みやぎ しずか) 著
宗祖親鸞聖人がその一生をかけて推敲を重ねた主著であり、浄土真宗の根本聖典である『顕浄土真実教行証文類』(『教行信証』)。
本書は、その一字一句の解説書ではなく、『教行信証』の次第に沿いながら、宗祖が後の私たちにまで伝えようとされた真実の教えを、
著者自身の体験や生活の中で感じられた事柄をまじえてやさしくたずねます。
真理が事実としてはたらく“ほんとうの教え”から、私たちの生き方を問い直す一冊。