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技法・表装について

本山から皆さまにお渡しする御本尊には、仏教が日本に伝わったころからの伝統技法が用いられています。

関連語句

表装(ひょうそう)

御本尊の周りの部分である屏風、額などに仕立てる伝統的な技術と作業のことを言います

 

本紙(ほんし)

軸や額の中心に置く、御本尊や御影を指します。

 

裂地(きれじ)

本紙のまわりに貼られる布地を指します。

本紙に近いところを中縁(ちゅうべり)、外側の裂地を外縁(そとべり)といいます。

部位名称図

―裂地の種類―

金襴(きんらん)

糸状にした本金箔によって、本紙を囲む部分に用いる裂地に、紋や模様を織りあげています。

金襴

無金(むきん)

カイコの繭(まゆ)から作られる混じりけのない100%天然の正絹(しょうけん)糸で織りあげた裂地。

無金

風帯(ふうたい)

掛軸の上部から垂れ下がる二本の帯状の装飾

※お手元に届く際は左右を一緒に重ねて束ねています。

お迎えする際に、巻いている紙をはずして、垂らしてください。

風帯

御本尊に用いられる技術

截金(きりがね)細工

純金箔を竹刀で細く線状に切り出し、それを筆端につけて貼り付けていく伝統技法。

掛軸の御本尊の後光(ごこう)や衣、蓮台(れんだい)部分の仕上げに用いられており、より御本尊が浮き出ているように見えます。

截金細工の詳細はこちら

風帯

金泥(きんでい)塗り

純度の高い金粉を膠(にかわ)の液に泥状に溶き、それを筆端に使って描く技法。

風帯