真宗新書
「いま、なぜ仏教なのか?」という問いを念頭に、釈尊からはじまり、インド、中国を経て親鸞聖人の教えに至る仏教の真髄をわかりやすくひもといた、仏教を初めて学ぶ人のための入門書。 本書は月刊『同朋』(東本願寺出版発行)での2年間(2015年7月号~2017年6月号)の連載を一書にまとめたもので、手軽に持ち運べるサイズで好評の「真宗新書」シリーズ第3弾として発行しました。
【目次】 序章 現代と仏教 ◆いま、なぜ仏教なのか? 第1章 釈尊 ◆お釈迦さまはどういう人だったのか ◆お釈迦さまが説かれた法・経典 第2章 釈尊の教説 ◆すべては縁起によって成り立つという教え ◆縁起説の展開 ◆仏教の基本的な旗印 ◆真理を知らせる四諦の教え ◆涅槃にいたるための三学の教え 第3章 大乗の教え ◆自利利他円満 ◆菩薩道 ◆空の観察 ◆大乗のお経 第4章 釈尊の教えの継承 ◆龍樹菩薩 ◆天親菩薩 第5章 中国の仏教 ◆受容と定着 ◆発展と衰退 第6章 浄土の教え ◆曇鸞大師 ◆道綽大師 ◆善導大師 ◆源信僧都 ◆源空上人(法然上人) 第7章 仏教の真の宗 ◆親鸞聖人 あとがき