真宗文庫
科学的合理性を、疑う余地のない規範として日々生活する現代人にとって、宗教、わけても親鸞の説く絶対他力の浄土真宗はどのように関わり得るのか。オウム真理教事件以後、9・11事件からイラク・アフガン問題に至る幅広い視野のもと、独尊の尊さの自覚を通して他力の信念に回帰することの大切さを説く。
※2011年宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念出版として刊行された「シリーズ親鸞」(筑摩書房刊)を文庫化。 ※「シリーズ親鸞」全十巻(筑摩書房刊)は、発行時に真宗大谷派全寺院・教会へ配布しております。