真宗文庫
親鸞語録とも言われる『歎異抄』の魅力を尋ねる。 鎌倉時代に記され、今なお読まれ続ける『歎異抄』。なぜこれほどまでに読まれ続けているのか…。著者のこれまでの歩みをとおしてその魅力をたずねる。後半には、『歎異抄』の成立や著者といわれる唯円の人物像などについての研究成果も掲載。 ※本書は、2007年に発行した『わが心の歎異抄』を、語句の整理等を加え、真宗文庫としてあらたに発行したものです。
◆目次 はじめに 第一部 わが心の『歎異抄』 一、人間への信頼 二、弟子の尊重 三、悪人とは何か 四、耳の底 五、お賽錢をあげること 六、感謝の気持ち 七、うなずくこと 八、真実一路 九、厳しく、いさぎよく 第二部 『歎異抄』と唯円 一、河和田とその周辺 二、唯円の出身と活動 三、唯円と覚如 四、『歎異抄』と成立 あとがき
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