宗門の近代教学の礎を築いた一人、蓬茨祖運氏が1969年に東本願寺で行った『唯信鈔文意』講義、全15講を収録した講義録。『唯信鈔文意』は、親鸞聖人が、同じ法然門下の兄弟子・聖覚法印の著した『唯信鈔』の題号や引用された経釈の文言に注釈を施した著作。法然上人、聖覚法印から伝えられた教えを親鸞聖人はどう受け止め、どう伝えたのか――。そのこころを丁寧かつ、軽快なリズムで語る一冊。