「念仏を理解してから念仏申そうとするのではなく、まず、念仏申そうと思い立つこと。そのような法然上人の言葉が聖人の耳の底にあるのでは・・・。」 親鸞聖人が『教行信証』を制作されたおこころを読み解き、私たちが直面する現実のさまざまな問題に照らし合わせて『教行信証』のことばを深くいただき直す。