500年以上もの間、民衆の暮らしの中で拝読され、親しまれてきた蓮如上人の『御文』。 今もなお、念仏に生きる生活を培い、人々の宗教心を育み続ける、この力ある手紙に込められた上人のこころをたずねます。「末代無智の御文」、「白骨の御文」など、『真宗大谷派勤行集』(赤本)収載の4通を含む代表的な「御文」の意訳と、あじわいをつづる一冊です。 ◆目次 一 蓮如上人と『御文』(一)/二 蓮如上人と『御文』(二)/三 御同朋として/四生涯の課題/五 誓願の心/六 心を開く/七 獲信と利益/八 はじめに名号あり/九 教えの根本/十 報恩講のこころ/十一 白骨の御文/十二 願に生きる
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