伝道ブックス
本書は、2006年真宗本廟報恩講期間中に開催された高倉会館親鸞聖人讃仰講演会での池田勇諦氏(同朋大学名誉教授)による講演を基調とし、同氏に加筆いただいた講義録。 「いのち」という言葉がさまざまな分野で用いられて久しい昨今、池田氏はその「いのち」とはどういう意味で使われているのか、その意味が確認されないまま言葉が踊っている感じがすると言われる。親鸞聖人は「いのち」ということをどう考えられているのか。本書がそのことを考えていく機縁になることを願ってやまない。
[目次] 1御遠忌テーマから学ぶこと 2無量寿なるいのち 3真実の生き方