全国に38校(2016年2月現在)ある真宗大谷派の関係学校では、 浄土真宗の教えを建学の精神とし、それに基づいた教育を実践しています。 本書は、真宗大谷派の関係学校が加盟する真宗大谷派学校連合会がおこなった研修会の中から 「宗教教育」をテーマとした講義を厳選し、宗教学校ならではの学び、 教育現場の課題、知性や理性を絶対のものとして疑わない現代教育への警鐘などの事柄を取り上げ、 人間のあり方を見つめ直す「宗教教育」の意義を明らかにします。