これまでの宗門の女性に関する制度・教学教化における歴史の史料を収集整理した学習資料集。
【書籍内容】 本扉 グラビア 女性の得度、坊守衣体等々 まえがき 発刊にあたって もくじ 凡例 中扉 第1章 大谷派の制度機構における女性の位置と変遷 第1節 女性の住職就任への流れ 第2節 女性の得度と坊守制度 第3節 寺格・堂班・教師資格における女性への制約 第4節 宗会・教区・組での女性の参画 第5節 内事章範 第2章 教化の対象としての女性 第1節 講と結社 第2節 東京貴婦人法話会 第3節 真宗大谷派婦人法話会 第4節 日清戦争における婦人法話会の活動 第5節 日露戦争における婦人法話会の活動 第6節 婦徳の涵養と報恩の生活 第7節 愛国婦人会の創立 第8節 大谷派婦人聯盟 第3章 真宗教学のなかの女性観 第1節 明治期の女性教化論 第2節 日清戦争前後―高等女学校令 第3節 明治三〇年代以降の女人教化―『家庭』をてがかりに 第4節 日露戦争期-『仏教婦人』にみる女性への戦時教説 第5節 一九一〇年代前半以降 「新しい女」の出現 第6節 第一次世界大戦後 第7節 満洲事変以後 第8節 日中戦争期 第9節 太平洋戦争期 第10節 戦後から現代へ-同朋会運動以前 第11節 真宗同朋会運動以後 第12節 現代-一九八六年 男女雇用機会均等法の施行婦人参政権四〇年以降― 第4章 女性室ができるまでの歩み 第1節 女性と同朋会運動 第2節 新宗憲公布後の女性の位置 第3節 糾弾で問われたこと 第4節 宗務審議会答申を読む 第5節 1女性室設置とその取り組み ―見えてきた課題― 2女性室の活動 3 これからの課題 資料 補資料 年表 あとがき 奥付