月刊『同朋』
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
【7月号の主な内容】 ◎インタビュー 佐野史郎(俳優) 「一人ひとりが自分の物語をもてば、互いに認め合うことができるのではないか?」 ◎特集 ケアがひらく未来 いま、「ケア」の大切さに注目が集まっています。 ケアとは、看護や介護、保育だけでなく、 食事や身の回りの世話なども含め、 人間の生存に欠かせない全ての活動のこと。 しかし、そんな重要な活動であるにもかかわらず、 これまでケアに関わる仕事は社会の中で軽視されてきました。 それはなぜでしょうか? そこでこの特集では、私たちの価値観を見直し、 ケアを社会の中心に据えた、 人に優しい未来のあり方を展望します。 ●対談 ケアにとって大切なのは、相手の話を聞くこと。 岡野八代(同志社大学大学院教授)×七尾真澄(真宗大谷派僧侶) ●インタビュー 「シリーズ ケアをひらく」に教わったこと。/白石正明さん(編集者)に聞く 社会構造を変えなくては、 男性性とケアをめぐる分断は解決しない。/河野真太郎さん(専修大学教授)に聞く ●寄稿 看護現場におけるケアの倫理について /片山はるみ(姫路大学看護学部看護学科教授) ●仏教の視点から ケアを中心にした豊かな社会の実現には、 私たち自身が変わることが大切です。/井上啓子(真宗大谷派僧侶) ◎新連載 ●リレー法話 いつも、現在から/長野文(真宗大谷派僧侶) ●書いて学ぶ親鸞のことば 歎異抄/鶴見晃(同朋大学教授) ◎短期集中連載 ●清澤満之生誕160年 清澤満之の言葉に憶う(前編) /川口淳(同朋大学仏教文化研究所所員) ◎連載 ●煩悩百八面相/文:梶哲也 絵:今村風子 「第11回 十纏」 仏典に説かれるさまざまな煩悩のすがたを解説します。 ●唯信鈔文意を読む―唯念仏のこころ/山田恵文(大谷大学非常勤講師) ●親鸞 ゆさぶる言葉/書・文:酒井義一 「人いずくんぞ能く鬼神に事えんや」 親鸞の法語を毎月ひとつとりあげて、読みほぐします。 ●サブカルチャーのココロを読む/阿賀谷友宏 「第11回 山岸凉子編『楠勝平コレクション』 ●野菜が主役のみんなのおやつ/森かおる 「トマトと大葉の豆腐ピザ」 ●東本願寺界隈 今昔物語/山田松香木店(香木) ●ペコロスのほどけてしゃがんで/岡野雄一 『ペコロスの母に会いに行く』でお馴染みのマンガ家が、亡き母から教わった大切な「いのち」のあれこれをつづる連載マンガ。 ●真宗門徒のキーワード ●どうぼうパズルdeひとやすみ 同朋の誌面や仏教・仏事のことも登場するクロスワードパズル。プレゼント付! ●同朋のひろば ●あなたのとなりの僧侶(おぼうさん) ※その他、さまざまなコーナーを連載中!
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