伝道ブックス
念仏の教えを信じて生きたいと願いながらも、現実の生活の中で常に迷い続ける私たち。 親鸞聖人がお書きになった『浄土文類聚鈔』の中にある「念仏正信偈」の“濁世の目足”という言葉をキーワードに、念仏の教えは死後の問題ではなく、具体的な生き方の問題に関わる教えであることを明らかにします。
[目次] ■「ようお照らしがありまして」 ■念仏の教えは「濁世の目足」 ■仏さまに眼をいただくと ■教えを聞いてきたはずなのに ■現実を歩む勇気をいただく ■後の世に教えを伝える ■浄土とはどんな世界か ■信じ込むことが信心ではない ■煩悩に振り回されずに生きる ■なぜ信心決定しないのか ■信心の溝をさらえよ ■ニ河白道の譬え ■勧めてくださる人との出会い ■ダイヤモンドのような信心とは ■十方無量の諸仏にはげまされ