慶讃法要を機縁として、お寺の子ども会をはじめとする仏事の場で、青少幼年とともに教えに親しむことのできる教化教材として発行。 『仏典童話Ⅰ』に収録されている「パンタカ二人」をもとに、同朋新聞にて連載中の「仏典の星ぼし」を執筆する渡邊愛子氏(文)と、『仏典童話』や『絵本親鸞聖人』等の絵を担当している日本画家の畠中光享氏(絵)が新たに製作し、児童文学作家である楠章子氏が監修。 あらすじ 遠い昔のインドでの出来事です。マハー・パンタカとチュッラ・パンタカという兄弟が、お釈迦さまのお弟子となりました。兄は賢く、熱心に努力したので、すぐに立派なお弟子となりました。しかし、弟はものをおぼえるのが苦手で、修行に全くついていけません。兄はその愚かさにあきれ、弟をひそかに家へ帰そうとします。すると、お釈迦さまは・・・。