真宗新書
親鸞聖人の滅後、その教えが人びとの間で誤って受け伝えられていることを歎いた弟子・唯円が、自らのいのちとして輝き、生き続ける師の言葉を記した珠玉の書『歎異抄』。 いったい人びとは何に迷い、そこに聖人はどのような教えを遺したのか…。 本書は、『歎異抄』全18条の全文を掲載し、各条の要を丁寧にひもといていきます。 いつの世も、善悪や損得に振り回され、仏教の教えさえ自分の思いで解釈し迷いを深める私たちを、悲しみ、よび覚まし、導き続ける、親鸞聖人の金言に出遇う一冊です。
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