月刊『同朋』
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、 暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
【9月号の主な内容】 ◎インタビュー 早川鉄平さん(切り絵作家) 自然界にあるすべての命のつながりを切り絵に込めて。 ◎特集 多様性 差異を認め合う世界へ―― 移民排斥やヘイトクライムなど、排外主義の動きが目立つ現代社会。 人はもともと、異質なものを嫌い、 同質のものに囲まれていたい生き物なのでしょうか。 しかし、時に人は、旅に出て多彩な文化にふれたり、 多様な個性をもった人と出会い、共に生きることに喜びを感じたりもします。 多様性をもとめること。 それもまた、私たちが人と生まれたことの意味のひとつなのでしょう。 現代の重要なキーワードでもある多様性(ダイバーシティ)の意義について、 民俗文化や性の多様性、生物多様性などさまざまなアングルから迫ります。 ●対談「アイヌと日本人だけじゃなく、すべての人が共生できる社会にしたい。」 関根摩耶さん(慶應義塾大学2年生)×佐々木香織さん(札幌大谷中学校・高等学校教諭) ●ルポ/表現活動に垣根はない!――ダンスやアートの多様な世界へ ●寄稿/生物多様性はなぜ重要なのか。/福岡伸一さん(生物学者) ●ミニインタビュー/お互いの“違い”を認め合い、誰もが生きやすい社会へ/杉山文野さん(レインボープライド共同代表)に聞く ●仏教の視点から/多様性を尊重し、他者と共に生きる…。その困難な歩みこそ、人間の大切な営みです。/木越康さん(大谷大学長) ◎好評連載 ●親鸞万華鏡/9月号のゲスト:向谷匡史さん(作家) 各界で活躍する方々に、様々な視点からの多彩な親鸞観をお聞きする連続インタビュー。 ●正信偈に学ぶ―今ここに届く親鸞の教え/狐野秀存さん(大谷専修学院長) 真宗門徒が朝夕に勤める「正信偈」の教えの大切さと感動を連載。 ●法話 あるがままに/海 法龍さん(真宗大谷派長願寺住職) 日々の生活の出来事をとおして仏さまの教えにふれる法話のコーナー。 ●東本願寺界隈 今昔物語/京仏具小堀 東本願寺界隈のお店を紹介。東本願寺と地域・町との関わりや歴史、これからを見つめます。 ●ペコロスのほどけてしゃがんで/岡野雄一さん 『ペコロスの母に会いに行く』でお馴染み、マンガ家・岡野雄一さんが、 亡きお母さんから教わった大切な「いのち」のあれこれをつづる連載マンガ。 ●あの寺 この味 お斎のたび 各地のお寺に伝わる、仏事の際にいただく食事“お斎”をご紹介。 ●あなたのとなりの僧侶(おぼうさん) お寺の仕事以外にも様々なスタイルで活動する僧侶の姿を、地域の魅力を交えてご紹介。 ●東本願寺 道を照らす行灯法語 真宗本廟(東本願寺)前のソーラー行灯に掲示されている法語を、毎月ひとつずつご紹介。 ●これであなたも仏教ツウ?! クイズで学ぶ仏教語 普段目にする言葉も実は仏教語だった?! イラストとともに毎月1つ取り上げる仏教語クイズ! ●どうぼうパズルdeひとやすみ 同朋の誌面や仏教・仏事のことも登場するクロスワードパズル。プレゼント付! ※その他、さまざまなコーナーを連載中!