月刊『同朋』
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
【6月号の主な内容】 ◎インタビュー 俵万智(歌人) 日常のちょっとした心の揺れに、ふと立ち止まる時間を。 ◎特集 死を想うとき 新型コロナウイルスの感染拡大によって、 自分の「死」が身に迫ってきているように感じることが多いからなのでしょうか。 最近、死を題材にした本がベストセラーになったり、 大切な人の死を歌った歌がヒットしたりという現象が目に付きます。 人間、そしてあらゆる生き物にとって、 死は避けることができない現実。 しかし、そうと分かっていても、 人は身近な人の死を悲しみ、自らの死を恐れます。 人間にとって死とは何なのか。 日常生活の中で、どのように死と向き合えばいいのか。 さまざまな視点から考えます。 ●対談:「私たちはなぜ必ず死ぬのか?生物学の視点から考えてみましょう。」 小林武彦(東京大学教授)× 島津和嘉子(真宗大谷派僧侶) ●フォトエッセイ:死の儀礼――日常と非日常/蒲池勢至(民俗学者) ●寄稿:天寿の消えた世界/磯野真穂(医療人類学者) ●誌上ギャラリー:「生」と「死」が一体だと感じたとき。 ――話題のエッセイ「月夜の森の梟」の挿絵を描いて/横山智子(画家) ●仏教の視点から/中島航(九州大谷短期大学准教授) ◎新連載 ●梅林秀行さんと歩く 東本願寺 水と緑の散歩道 京の町歩きの達人・梅林さんが、東本願寺の周辺環境についてガイドブックには載ってない魅力を紹介。 ◎好評連載 ●親鸞万華鏡/ゲスト:高橋源一郎(作家) 各界で活躍する方々に、様々な視点からの多彩な親鸞観をお聞きする連続インタビュー。 ●かもかも通信/本上まなみ「雨上がりの庭」 テレビやラジオなど、多彩な分野で活躍する本上まなみさんによるエッセイ。 ●和讃の響き―親鸞の声を聞く/吉元信暁(九州大谷短期大学教授) ●仏教ゆかりの植物図鑑/沙羅樹 ●こころに響いた言葉/廣田至(大谷中学高等学校宗教科教員) ●これであなたも仏教ツウ?! クイズで学ぶ仏教語 普段目にする言葉も実は仏教語だった?! イラストとともに毎月1つ取り上げる仏教語クイズ! ●リレー法話 いつも、現在から/狐野やよい(真宗大谷派僧侶) ●東本願寺界隈 今昔物語/和泉弥(仕出し・寿司) 東本願寺界隈のお店を紹介。東本願寺と地域・町との関わりや歴史、これからを見つめます。 ●ペコロスのほどけてしゃがんで/岡野雄一 『ペコロスの母に会いに行く』でお馴染みのマンガ家が、亡き母から教わった大切な「いのち」のあれこれをつづる連載マンガ。 ●真宗門徒のキーワード ●どうぼうパズルdeひとやすみ 同朋の誌面や仏教・仏事のことも登場するクロスワードパズル。プレゼント付! ◎短期集中連載 ●全国水平社創立100周年 「百年の問―部落解放運動と真宗大谷派」【後篇】 ※その他、さまざまなコーナーを連載中!