月刊『同朋』
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
【3月号の主な内容】 ◎インタビュー 桐野夏生(作家) 「善悪の両面を抱えたリアルな人間像を描きたい。」 ◎特別企画 親鸞生誕850年――今こそ現代と向き合う 今年、2023年は、浄土真宗を開いた 鎌倉時代の宗教家・親鸞の誕生から850年にあたります。 それを機に、親鸞思想の今日的意義を視野におきつつ、 生々しい現実を直視し、深く思索をめぐらす方々と共に、 現代世界の諸課題を考えます。 ●対談① 向谷地生良(社会福祉法人「浦河べてるの家」理事長)×中山善雄(真宗大谷派教学研究所研究員) 今日も順調に苦労続き!「当事者研究」が開く世界。 ●対談② 上間陽子(琉球大学教授)×西寺浄帆(真宗大谷派僧侶) 沈黙を開き、話を「聞く」とは。 ●座談会:親鸞の教えを胸に現代を生きる 藤共生・結柴依子・森田孝作・石田悠晃 ●寄稿 信仰の伝承――アメリカの真宗寺院に憶う/木越康(大谷大学教授) ◎連載 ●煩悩百八面相/文:梶哲也 絵:今村風子 「第7回 慢」 仏典に説かれるさまざまな煩悩のすがたを解説します。 ●親鸞 ゆさぶる言葉/書・文:酒井義一 「悲泣せよ」 親鸞の法語を毎月ひとつとりあげて、読みほぐします。 ●和讃の響き―親鸞の声を聞く【最終回】/吉元信暁(九州大谷短期大学教授) ●親鸞万華鏡/ゲスト:井上智洋(経済学者) 各界で活躍する方々に、様々な視点からの多彩な親鸞観をお聞きする連続インタビュー。 ●かもかも通信【最終回】/本上まなみ「子どもと料理」 テレビやラジオなど、多彩な分野で活躍する本上まなみさんによるエッセイ。 ●サブカルチャーのココロを読む/阿賀谷友宏 「第7回 山田胡瓜『AIの遺電子』 ●野菜が主役のみんなのおやつ/森かおる 「レンコンと米粉のみたらし団子」 ●リレー法話 いつも、現在から/犬飼祐三子(真宗大谷派僧侶) ●東本願寺界隈 今昔物語/日下念珠店(念珠・仏具) 東本願寺界隈のお店を紹介。東本願寺と地域・町との関わりや歴史、これからを見つめます。 ●ペコロスのほどけてしゃがんで/岡野雄一 『ペコロスの母に会いに行く』でお馴染みのマンガ家が、亡き母から教わった大切な「いのち」のあれこれをつづる連載マンガ。 ●あなたのとなりの僧侶(おぼうさん) ●真宗門徒のキーワード ●どうぼうパズルdeひとやすみ 同朋の誌面や仏教・仏事のことも登場するクロスワードパズル。プレゼント付! ●同朋のひろば ※その他、さまざまなコーナーを連載中! *「梅林秀行さんと歩く 東本願寺 水と緑の散歩道」は休載します。