月刊『同朋』
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
【8月号の主な内容】 ◎インタビュー 仁藤夢乃(一般社団法人Colabo代表) 「助けてあげるんじゃない。一緒に考えて行動したい。」 ◎特集 憲法が変わる? 改憲の動きが強まり、この国の基本的なあり方を定めた 憲法が変えられようとしています。 また、改憲以前に、防衛力の大幅増強や「反撃能力」の保有など、 安全保障政策の大転換が足早に進められています。 これらに対して、私たちはどう考えるべきでしょうか? 特集では、平和と戦争の問題に直接関わる憲法9条と、 個人の尊厳や男女平等にもとづいて結婚や家族のあり方を定め、 私たちの生活の足元から平和をつくりだす24条を中心に、 改めて憲法を学び、改憲が何を意味するのかを考えます 。 ●対談 憲法9条と24条は、平和を考える二つの柱です。 清末愛砂(室蘭工業大学大学院教授)×新野和暢(名古屋大谷高等学校教諭) ●インタビュー 軍事力の増強は、本当に平和につながるのか?/半田滋さん(防衛ジャーナリスト)に聞く 人権よりも家制度? ――憲法24条改憲の背後にあるもの/山口智美さん(モンタナ州立大学准教授)に聞く ●寄稿 「同性婚」と憲法24条 /樋田早紀(弁護士) ●仏教の視点から すべては等しいという教えにあっても、 「性差別の構造」に気づけない。/鎌田拓子(真宗大谷派僧侶) ◎新連載 ●古写真でつづる東本願寺/第1回 得度式 ◎短期集中連載 ●清澤満之生誕160年 清澤満之の言葉に憶う(後篇) /川口淳(同朋大学仏教文化研究所所員) ◎連載 ●リレー法話 いつも、現在から/大橋尚代(真宗大谷派僧侶) ●書いて学ぶ親鸞のことば 歎異抄/鶴見晃(同朋大学教授) ●煩悩百八面相【最終回】/文:梶哲也 絵:今村風子 「第12回 仏陀の言葉」 仏典に説かれるさまざまな煩悩のすがたを解説します。 ●唯信鈔文意を読む―唯念仏のこころ/山田恵文(大谷大学非常勤講師) ●親鸞 ゆさぶる言葉【最終回】/書・文:酒井義一 「愚者になりて往生す」 親鸞の法語を毎月ひとつとりあげて、読みほぐします。 ●サブカルチャーのココロを読む【最終回】/阿賀谷友宏 「第12回 はるき悦巳『じゃりン子チエ』 ●野菜が主役のみんなのおやつ【最終回】/森かおる 「きゅうりシャーベット」 ●ペコロスのほどけてしゃがんで/岡野雄一 『ペコロスの母に会いに行く』でお馴染みのマンガ家が、亡き母から教わった大切な「いのち」のあれこれをつづる連載マンガ。 ●真宗門徒のキーワード ●どうぼうパズルdeひとやすみ 同朋の誌面や仏教・仏事のことも登場するクロスワードパズル。プレゼント付! ●同朋のひろば ●あなたのとなりの僧侶(おぼうさん) ※その他、さまざまなコーナーを連載中!