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柳宗悦をはじめ民藝運動に参加した様々な人物のエピソードも交えた29のエッセイ。民藝とゆかりの深い富山県南砺市に生まれ育った太田浩史氏(大福寺住職)が、「他力の美」である民藝の世界を案内する一冊。棟方志功や河井寛次郎の作品から、江戸時代に印刷された『御文』やアフリカの仮面まで、多様な約40点を掲載。松井健氏(東京大学名誉教授、金城次郎館館長)との対談、若松英輔氏(批評家、随筆家)による寄稿も収録。【目次】 はじめに 民藝とは ●民藝と棟方志功 上手くそ ●民藝と真宗 柳 宗悦 ●ノクシカタ刺繍 民画 ●韓国の美 信の美 ●他力美 行燈皿 ●濱田庄司のお手本 根に聞いて芽を出す ●炎の詩人・河井寛次郎 木喰仏 ●すばらしき沖縄 芹沢銈介 ●カントリーチェア バーナード・リーチ ●絣の美 編組品 ●朽木酒上 下手物 ●猫の目 他力 ●イランの美 ●アフリカの美 未分化の美 ●台湾の美 ●古代の美 ▶対談 他力によって「ほんまもん」が生まれる民藝の世界。(太田浩史×松井健) ▶寄稿 美の扉が開かれるとき(若松英輔) 掲載作品一覧