親鸞聖人の一行が吹雪の中ひと晩泊めてもらおうと訪ねた家の主人甚右ヱ門は「人に親切にしたってろくなことはない」と追い返す。しかし、その晩気持ちがすっきりせず寝付けなかった甚右ヱ門が見た夢の中で、怪物たちに襲われ、火の河、水の河に追いつめられた時、目の前につづいていた白い道のお話。 子ども会などでご活用ください。