巻頭言 最後に救われる一人 宮下晴輝 特集にあたって 座談会 災害の時代―「これまでとこれから」から「今」を考える― ……関口真爾、木ノ下秀俊、五百井正浩、御手洗隆明、難波教行 梵響 「勿忘の鐘」のはじまり 佐々木隆道 講義録 震災復興の担い手は誰か―当事者と研究者が織りなす関与型調査― 弓山達也 梵響 「悲援」のこころ 八幡朋行 講義録 東日本大震災から問われたこと―私の想い― 東舘紹見 梵響 震災に育まれた寺 白木澤琴 研究ノート 被災地を歩く―教学研究所フィールドワーク十年― 御手洗 隆明 リレーコラム 記憶と記録―フィールドワーク随想― 梵響 空過の先に 小丸洋子 講演録 新型コロナウイルス感染症の最中で考える「悲嘆」―親鸞聖人の言葉を中心に― 髙木 慶子 研究ノート 江戸期における坂東本『教行信証』の活用(下) 藤原智 研究余話 末法の悪人―道綽の視点を通して― 三池大地 本の紹介・執筆者紹介・研究所雑記・編集後記