月刊『同朋』
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。 ★年間購読のお申込みはこちら 【2月号の主な内容】 ◎巻頭インタビュー いちむら みさこ(ホームレスグループ・ノラ) わたしに帰るために家を出た、解放感がありました。 ◎特別企画 記憶――記すこと、憶うこと いろんな出来事や情報が交差する中、私たちは日々記憶を重ねて生きています。 でも、めまぐるしく流れる時を過ごしながら、記憶があいまいになったり、忘れてしまったり…、 それでも忘れたくない大切な思いはあって…。 そんな「記憶」をめぐる特集です。 ●インタビュー 人は、目盛りでは測れない記憶の中を生きている。 /柴崎友香さん(小説家)に聞く≪試し読み≫ ●寄稿 美味しくなくて柔らかな/僕のマリ(文筆家) 心の声を綴ってから一年、奥能登に冬が来る。/鹿野桃香(『地震日記』著者)≪試し読み≫ 坑口を市民の力で開けた。次は死者に会いに行く。/井上洋子(長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会共同代表) 路上の歌に想う/寺尾紗穂(シンガーソングライター) ●対談 記憶・感情・関係を生きる。――脳科学と仏教の対話 /恩蔵絢子(脳科学者)×加来雄之(大谷大学名誉教授) ◎連載 ●キッチン菜時記 「ブロッコリーのクリームスパゲティ」/飛田和緒(料理家)≪試し読み≫ ●息できる風景/森泉岳土(マンガ家) ●録音から立ち現れる東本願寺の「音景」/柳沢英輔(音文化研究者、フィールド録音作家) ●哲学者と僧侶 「私」をめぐる往復書簡/谷川嘉浩×中山善雄≪試し読み≫ ●一切の幸せ/作=岩川ありさ 絵=惣田紗希 ●生きづらいこの世界でも/竹田ダニエル(ライター) ●日々平熱のソウル/中田亮(ミュージシャン)≪試し読み≫ ●リレー法話 きのうのあしもと、あすの空/文=上本賀代子 絵=鈴木千佳子 ●真宗と大拙と私/池田向一(真宗大谷派東京教区向源寺住職) ●唯信鈔文意を読む――唯念仏のこころ/山田恵文(大谷大学非常勤講師) ●出会いの真実――嘆仏偈を読む/宮下晴輝(真宗大谷派教学研究所長) ●ペコロスのほどけてしゃがんで/岡野雄一(漫画家)≪試し読み≫ ●仏事作法のひとこま/近松誉 ●歌壇/永田淳 俳壇/安原葉 ●古写真でつづる東本願寺 ●あなたのとなりの僧侶(おぼうさん) ●どうぼうパズルdeひとやすみ 同朋の誌面や仏教・仏事のことも登場するクロスワードパズル。プレゼント付! ●表紙絵/北村人(絵本作家&イラストレーター)