流罪となった親鸞聖人の、越後の地での少年 かん太との出会いを描く。17枚組
親鸞さまが越後の国で過ごされていたときのこと。海辺の市場で親鸞さまは、店のものをぬすんだ少年かん太と出会います。 大人たちによって、浜辺の柱にしばりつけられたかん太と話をするうちに、親鸞さまは一人ぼっちのかん太の心を知って涙を流します。 かん太がかわいがっている子犬をとおして、親鸞さまが阿弥陀さまのこころを話し、やさしく抱きしめると、かん太は大声で泣きだしました。 どこまでも広がる越後の海と空の下、親鸞さまと少年かん太との心の交流をえがく物語です。