教化研究
2021年に聖徳太子1400回忌を迎えるにあたり、最新の研究動向とともに親鸞聖人や真宗における太子観、そして太子信仰を尋ねることで現代において聖徳太子を受け止め、法要を勤める意味を確かめる一冊。
巻頭言 和国の教主聖徳皇 楠 信生 特集にあたって 研究論文 親鸞思想と聖徳太子 鶴見 晃 研究論文 聖徳太子和讃とその背景 御手洗 隆明 講義録 聖徳太子といかに向き合うか 石井 公成 ―小倉豊文の太子研究を手がかりとして― 講義録 聖徳太子研究の現在と親鸞における太子信仰 吉田 一彦 研究論文 奈良時代の聖徳太子信仰 大艸 啓 ―元興寺僧としての行信の活動― 梵響 ご縁を頂戴しまして 村松 加奈子 ―聖徳太子絵伝の研究を通じて― 研究論文 初期真宗の太子信仰 蒲池 勢至 ―「まいりの仏」と「太子守」から― 研究論文 近世近代における聖徳太子信仰の展開 松金 直美 ―井波瑞泉寺とその周辺地域― 梵響 聖徳太子に出遇う 梛野 明仁 研究論文 暁烏敏と聖徳太子 名畑 直日児 ―近代における聖徳太子観の一側面― 梵響 近代教学と聖徳太子 東 真行 ブックガイド 聖徳太子に至る道 名和 達宣 講義録 僧伽の実践 安田 理深 ―『教行信証』御撰述の機縁―(下) 研究ノート 江戸期における坂東本『教行信証』の活用(上) 藤原 智 研究余話 厄災の春 御手洗 隆明 本の紹介・執筆者紹介・研究所雑記・編集後記
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