2003年7月から2004年7月まで行われた宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念事業『教行信証』坂東本の修復作業において新たに発見された、角点(象牙・竹・木などの先を尖らせて作った角筆によって記載された文字や符号等)の全容を明らかにした調査報告。論考篇、影印篇、移点資料篇、角点索引篇を収載し、角点に関する最新の研究の成果に触れることができる内容となっている。