月刊『同朋』

月刊『同朋』誌 2024年8月号

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この商品について

著者 東本願寺出版
シリーズ

月刊『同朋』

発行年月日 2024/08/01
ページ数
判型 A4
ISBN
内容 詳細

「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。

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【8月号の主な内容】

◎巻頭インタビュー 穂村弘(歌人)
生きていることの醍醐味は、偶然性の中に潜んでいる。

◎特集
平等をあきらめない
――差別や戦争のなかでも

すべての人は平等――にもかかわらず、現実では差別や戦争が絶えません。
それは自分の残酷さを正当化して他人を蔑ろにし、
平等に生き合うことをあきらめてしまった姿ではないでしょうか。
本特集では、沖縄が背負わされてきた問題、根づよく残る部落差別やアイヌ差別、
日本に住む外国人や障害者の生きづらさなど、不平等の現実を見据え、
そもそも平等とは何かという根本的な議論から、あきらめずに語り合いたいと思います。

 ●対談 「構造的不正義」の責任を担い、「われわれ」は未来を変えていく。
朱喜哲(大阪大学招へい准教授)×長谷暢(東本願寺沖縄別院輪番)
 ●漫画
©Natsu.me(イラストレーター)
 ●インタビュー 差別「する人(側)」は何をしているのか。
阿久澤麻理子さん(大阪公立大学人権問題研究センター教授)に聞く
 ●寄稿
モヤモヤの先にあったもの/上川多実(BURAKU HERITAGEメンバー)
近くて遠い多様性/北原モコットゥナシ(北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授)
線を引いて終わり?/金井真紀(文筆家・イラストレーター)
 ●仏教の視点から 地獄にあっても、私たちは悪しき心を破ることができる。
鶴留正智(大谷大学真宗総合研究所東京分室PD研究員)

◎新連載
真宗と大拙と私/池田向一(真宗大谷派東京教区向源寺住職)

◎新連載に向けて
録音から立ち現れる「音景」/柳沢英輔さん(音文化研究者、フィールド録音作家)に聞く

◎連載
●キッチン菜時記 「蒸しなす」/飛田和緒(料理家)
●リレー法話 きのうのあしもと、あすの空/文=上本賀代子 絵=鈴木千佳子
●息できる風景 「いつか見たおおきな木」/森泉岳土(マンガ家)
●仏教ゆかりの生きもの図鑑 「犀」
/文=福田琢(同朋大学教授) 画=大島加奈子(画家・イラストレーター)
●生きづらいこの世界でも 「時間の使い方」/竹田ダニエル(ライター)
●日々平熱のソウル 「「日本人」に潜む排外性」/中田亮(ミュージシャン)
●民藝の美 「朽木酒上」/太田浩史(真宗大谷派大福寺住職)
●唯信鈔文意を読む――唯念仏のこころ/山田恵文(大谷大学非常勤講師)
●出会いの真実――嘆仏偈を読む/宮下晴輝(真宗大谷派教学研究所長)
●ペコロスのほどけてしゃがんで/岡野雄一(漫画家)
●古写真でつづる東本願寺
●あなたのとなりの僧侶(おぼうさん)
●真宗門徒のキーワード
●同朋のひろば
●どうぼうパズルdeひとやすみ
 同朋の誌面や仏教・仏事のことも登場するクロスワードパズル。プレゼント付!
●表紙絵/北村人(絵本作家&イラストレーター)