月刊『同朋』
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。 ★年間購読のお申込みはこちら 【11月号の主な内容】 ◎巻頭インタビュー 金川晋吾(写真家) 他者にふれることには切なさだけじゃなくて、面白さがあって。 ◎特集 「恩」の話をしてみよう 日常会話ではあまり使わない「恩」という言葉。『広辞苑』(第七版)には「君主・親などの、めぐみ。いつくしみ。人から受けてありがたく思う行為」とあります。 でも、「君主・親」に限定すると、とても窮屈――それ以外に「ありがたく思う行為」はさまざま、身近にあるはず。じゃあ、それを語り合い確かめてみましょう。 今月は「恩」の一字に向き合う特集です。 ●対談 さまざまに語り得る「恩」だからこそ、「なんでもあり」になってはいけない。 福田 琢(同朋大学学長)×川元惠史(龍谷大学非常勤講師) ●インタビュー あの人たちの、底抜けの愛に出会ってほしい。/永野三智さんに聞く 血を流し、差別に抗した先人たちに恩を感じる。/李琴峰さんに聞く ●寄稿 諸恩諸相 土井善晴/石川直樹/渡辺優/いちむらみさこ/我喜屋位瑳務/小野和子/奥田亜紀子/津村記久子 ◎連載 ●キッチン菜時記 「れんこんの黒酢煮」/飛田和緒(料理家) ●息できる風景/森泉岳土(マンガ家) ●録音から立ち現れる東本願寺の「音景」/柳沢英輔(音文化研究者、フィールド録音作家) ●哲学者と僧侶 「私」をめぐる往復書簡/谷川嘉浩×中山善雄 ●一切の幸せ/作=岩川ありさ 絵=惣田紗希 ●生きづらいこの世界でも/竹田ダニエル(ライター) ●日々平熱のソウル/中田亮(ミュージシャン) ●リレー法話 きのうのあしもと、あすの空/文=上本賀代子 絵=鈴木千佳子 ●真宗と大拙と私/池田向一(真宗大谷派東京教区向源寺住職) ●唯信鈔文意って何が書いてあるの?―連載『唯信鈔文意を読む』おさらい その2 ●出会いの真実――嘆仏偈を読む/宮下晴輝(真宗大谷派教学研究所長) ●ペコロスのほどけてしゃがんで/岡野雄一(漫画家) ●仏事作法のひとこま/近松誉 ●古写真でつづる東本願寺 ●あなたのとなりの僧侶(おぼうさん) ●どうぼうパズルdeひとやすみ 同朋の誌面や仏教・仏事のことも登場するクロスワードパズル。プレゼント付! ●表紙絵/北村人(絵本作家&イラストレーター)